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退避修飾(エスケープ) 正規表現記号の有効/無効の制御 \の次にある正規表現記号を普通の文字として扱います。またアルファベット文字と組み合わせて特殊な意味を持たせたりします。 |
| | 選択子 パターンの論理和 |
(...) | 式集合(グループ) パターンをグループ化。 |
[...] | 文字集合(文字クラス) キャラクタクラス。 |
[...]
の中に以下のものが指定可能です。... | [ABC] はAかBかCのどれかにマッチします。 |
^... | 否定[^ABC] はAとBとC以外の任意の1文字にマッチします。 |
x-y | 範囲[A-Z] は、「A」から「Z」までの文字のどれか1つとマッチします。 |
[...] | (鬼) 文字集合内文字集合 |
..&&.. | (鬼) 積演算 |
[:xxxxx:] | (鬼) POSIXブラケット |
[:^xxxxx:] | (鬼) POSIXブラケット(否定) |
最小一致 (無欲) | 最大一致 (欲張り) | |
*? | * | 直前のパターンの0回以上の繰り返し |
+? | + | 直前のパターンの1回以上の繰り返し |
?? | ? | 直前のパターンが0回または1回現われる |
{n}? | {n} | 直前のパターンの n 回の繰り返し |
{n,}? | {n,} | 直前のパターンの n 回以上の繰り返し |
{n,m}? | {n,m} | 直前のパターンが n 回以上、 m 回以下 |
[A-Z_]*PROC
、正規表現Bを[A-Z_]*?PROC
とします。\t | 水平タブコード(HT,TAB) |
\n | ラインフィード(LF) |
\r | キャリッジリターン(CR) |
\b | 後退空白/バックスペース(BS) [ ]の中でのみ有効 |
\f | フォームフィード/改ページ(FF) |
\a | 鐘/アラーム(BEL) |
\e | 退避修飾/エスケープコード(ESC) |
\ooo | oに8進数で文字コードを指定する (oは1~3桁) |
\xHH | Hに16進数で文字コードを指定する (Hは1~2桁) |
\x{HHHH} | (鬼) 拡張16進数表現(Hは1~4桁) |
\c[ | コントロール文字([はコントロール文字) |
\Q | (鬼) \Eに至るまで 正規表現演算子(正規表現記号)を抑制します |
\E | (鬼) 正規表現演算子(正規表現記号)の抑制状態を終端します |
. | \nを除く任意の1文字 [^\n]と同じ (Unicode版) 改行を除く任意の1文字。[^\r\n]と同じ *1 |
\w | 単語の構成文字 [0-9A-Za-z_]と同じ (鬼) 2バイト文字も含む |
\W | 単語の構成文字以外 |
\s | 空白類文字 [ \t\v\x0a\x0d]と同じ (鬼) [:space:] と同じ |
\S | 空白類文字以外 |
\d | 10進数字 (Unicode版) 2バイト文字=全角数字も含む |
\D | 10進数字以外 |
\p{property-name} | (鬼) キャラクタプロパティ |
\p{^property-name} | (鬼) キャラクタプロパティ(否定) |
^ | 行頭 |
$ | 行末 |
\b | 単語の境界 [ ]の中ではバックスペースの意味になります |
\B | 単語の境界以外 |
\A | 文字列の最初 |
\Z | 文字列の最後(最後が改行ならば改行の直前) |
\z | (鬼) 文字列の最後 |
\G | 照合開始位置 |
\n | 番号指定による後方参照 ( )でグループ化した文字列を、\n(nは1以上の整数)で参照します。 |
\k<name> | (鬼) 名前指定による後方参照 |
\k<name+n> | (鬼) ネストレベル付き後方参照 |
\g<name> | (鬼) 名前指定部分式呼出し |
\g<n> | (鬼) 番号指定部分式呼出し |
(?#...) | 注釈 |
(式) | 捕獲式集合 |
(?:式) | 非捕獲式集合 (グループ化のみ) |
(?<name>式) | (鬼) 名前付き捕獲式集合 |
(?=式) | 先読み |
(?!式) | 否定先読み |
(?<=式) | (鬼) 戻り読み |
(?<!式) | (鬼) 否定戻り読み |
(?>式) | (鬼) 原子的式集合 |
(?imsx) | 孤立オプション i: 大文字小文字照合 m: 複数行(サクラエディタではデフォルトでon) s: 単一行 (. が \n にもマッチ) x: 拡張形式(空白を無視、# 以降を無視) |
(?imsx-imsx) | (鬼) 孤立オプション(bregonig.dllではオプションの否定が可能) |
(imsx-imsx:式) | (鬼) 式オプション |
$n | 番号指定参照 ( )でグループ化した文字列を、$n(nは1以上の整数)で参照します。 サクラエディタでは$nの代わりに\nも使用できます。 |
${n} | (鬼) (安全な)番号指定参照 後ろにそのまま続けて数字を書くことができます。 |
$& | マッチした文字列全体 |
$+ | (鬼) 最後にマッチした部分文字列 |
$+{name} | (鬼) 名前指定参照(Perl 5.10 互換、推奨) |
\k<name> | (鬼) 名前指定参照(鬼車準拠) |
${name} | (鬼) 名前指定参照(独自拡張、暫定仕様のため非推奨) |