◀ANSI版開発トップへ
  • 2507 コマンド追加方法
  • [2507] コマンド追加方法 げんた 2002年12月05日 02:06

    コマンド追加時に考慮すべき内容をまとめてみました.

    ▼コマンド追加手順
    1. Funccode.hにコマンドID追加 メニューに入れる物は32767以下の値を割り振る
    2. CEditView::HandleCommand()に処理追加
    3. Funccode.cpp にコマンドID追加.どこかのカテゴリに加える.
    4. sakura_rc.rcにコマンド名IDとコマンド名の組み合わせを追加
    5. CEditWnd::InitMenu() にメニューを追加
    6. CSMacroMgr.cppにマクロ文字列及び引数型を定義
    7. (必要なら) CShareData.cppのCShareData::Init()でデフォルトのキー割り当てを設定
    8. 常時利用可能なコマンドでなければ,CEditWnd::IsFuncEnableでコマンドの有効・無効判定を追加
    9. チェック状態を持つコマンドでは,CEditWnd::IsFuncCheckedでON/OFF表示判定を追加
    10. ファイル編集に関連するコマンドは,CEditDoc_new.cppのCEditDoc::IsModificationForbidden()に追加し,読みとり専用時に利用できなくする.
    11. アイコンを追加する場合は,ビットマップリソースmytool.bmpにアイコン追加.
    12. アイコンを追加する場合は,CMenuDrawer.cppの該当箇所にコマンドIDを入れて有効化
    13. キーマクロの保存対象コマンドであれば,CSMacroMgr::CanFuncIsKeyMacro()に判定追加
    14. マクロに引数がある場合は CMacro::HandleCommand() に引数をHandleCommandに渡す処理を追加.
    15. マクロ保存時に引数を付けたい場合にはCMacro::AddParam()に引数を追加する処理を追加

    ▼動作確認手順
    1. メニューから実行できるか
    2. ツールバーから実行できるか
    3. ショートカットキーから実行できるか
    4. マクロ登録の有無は意図どおりか
    5. 読み出し専用モードでは意図どおりに動作するか
    6. マクロからの実行は可能か
    7. マクロ引数は意図どおりに解釈され,動作するか