外部コマンド実行

外部コマンドを実行します。
$Fで、現在編集中のファイル名を外部コマンドに渡せます。
    例: c:\foo.exe $F
利用できる特殊文字の一覧はExpandParameterをご覧ください。

ファイル名に空白が含まれている場合、そのままではエラーになる場合があるので、
    c:\foo.exe "$F"
のように引用符で囲んで記述します。

□標準出力を得る
実行結果を、アウトプットウィンドウに表示するか編集中のウィンドウに表示します。
GUIアプリケーションは、「標準出力を得る」にチェックしないでください。画面に表示されません。

SJIS
標準出力からの実行結果をSJISで受け取ります。
Unicode
標準出力からの実行結果をUnicodeで受け取ります。
UTF-8
標準出力からの実行結果をUTF-8で受け取ります。

□標準入力に送る
編集中のウィンドウの内容を子プロセスの標準入力へリダイレクトします。範囲選択中であれば、選択範囲のみを渡します。

SJIS
編集中の内容を標準入力へSJISで渡します。
Unicode
編集中の内容を標準入力へUnicodeで渡します。
UTF-8
編集中の内容を標準入力へUTF-8で渡します。

<標準出力リダイレクト先>
アウトプットウィンドウ
子プロセスの標準出力を、アウトプットウィンドウに出力します。
このとき、ほかのウィンドウで同時に「標準出力を得る」リダイレクト先にアウトプットウィンドウを選択して実行しないでください。
また、タグジャンプなども控えてください。(出力が化ける事があります)

編集中のウィンドウ
子プロセスの標準出力を、編集中のウィンドウに取り込みます。次の条件でそれぞれ動作が変化します。
□カレントディレクトリ
コマンドを実行するカレントディレクトリを指定します。(sakura:2.1.0.0以降)

ExtCmd

マクロ構文
・構文: ExecCommand( str1 :String, int2 :Integer, str3 :String );
    str1    実行するコマンド文字列
    int2    実行制御オプション
    str3    カレントディレクトリ(省略可能、ただしPPAマクロは省略不可)(sakura:2.1.0.0以降)
・記録: ○
・解説
実行制御オプションには、次の値の和を指定します。
    0x01    標準出力を得ます
    0x02    標準出力を編集中のウィンドウにリダイレクト
            (指定なしならアウトプットウィンドウ)
    0x04    編集中の内容を子プロセスにリダイレクト
    0x08    標準出力をUnicodeで行う
    0x10    標準入力をUnicodeで行う
    0x20    ヘッダー・フッター情報を出力する (2.0.0.0 以降)
    0x40    ヘッダー・フッター情報を出力しない (2.0.0.0 以降)
    0x80    標準出力をUTF-8で行う (2.1.0.0 以降)
   0x100    標準入力をUTF-8で行う (2.1.0.0 以降)
   0x200    カレントディレクトリを有効にする (2.1.0.0 以降)
カレントディレクトリでは特殊文字の展開はしません。
引数のカレントディレクトリを省略した場合は、サクラエディタのカレントディレクトリで実行されます。
サクラエディタのカレントディレクトリは、ファイルを開いている場合はファイルの場所、ファイルを開いていないときは、
(sakura:2.2.0.0以降)共通設定-編集-「ファイルダイアログの初期位置」です。初期位置が「カレントフォルダー」の場合は2.1.1.4と同じです。
(sakura:2.1.1.4以前)そのウィンドウで最後に開いたファイルの場所か、起動元プロセスから継承した場所です。

・構文: ExecCommandDialog( ); (sakura:2.1.0.0以降)
・記録: ×
・解説
外部コマンド実行ダイアログを表示します。